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「この企業に勤める人と結婚したいランキング」2025年版発表
リスクモンスターは2025年3月3日から5日までの期間に実施した第15回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の調査結果を発表しました。この調査には20～59歳の男女800名が参加し、インターネットを通じて行われました。今年の結果によれば、ランキングの1位に輝いたのは**「国家公務員」**で、回答率は8.4%でした。
ランキング上位企業と公務員人気
調査結果では、続く2位には**「地方公務員」**が8.0%、3位には**「トヨタ自動車」**が7.9%、4位には**「任天堂」**が7.3%、5位には**「グーグル（Google）」**が5.3%、6位には**「味の素」**が5.1%、7位には**「パナソニック」**が5.0%という結果になりました。公務員は、第6回調査以降、10回連続でトップ2を独占しており、民間企業ではトヨタ自動車が公務員を除いた調査において13回連続で1位を獲得しています。
安定の企業、過去のデータとの比較
今回のランキングでは、トップ20のうち17社が昨年と同じ企業であり、特に任天堂、グーグル、パナソニック、アップル、ソニー、三菱商事といった企業は、安定した人気を誇っています。一方で、業績悪化やコンプライアンス問題が影響している企業も見受けられます。赤字決算を発表した**「資生堂」**は前回15位から39位に、大きくランクダウンしました。また、**「三菱UFJ銀行」**もコンプライアンス問題でランキングが下がり、15位から34位に落ちています。
男女別のランキングとその傾向
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」において、男性が理想とするパートナーの勤務先の1位は**「トヨタ自動車」**（7.5%）、2位は**「任天堂」**（7.3%）、3位も国家公務員（7.3%）であることがわかりました。特にトヨタ自動車が初めて1位に輝いたことが注目されています。これまで公務員がトップ2を占める中で、民間企業としての評価が高まりました。
女性に目を向けると、最も望まれる勤務先は**「地方公務員」**（9.8%）で、続いて**「国家公務員」**（9.5%）、3位には**「トヨタ自動車」**（8.3%）が入っています。男女ともに公務員への人気が続いていることが伺えます。
パートナーの勤務先に重視するポイント
調査では、パートナーが働く企業に重視するポイントが示されました。**「給与額」**が重要と回答した人は50.9%に達し、第一位を占めました。次いで2位には**「土日休み、有休が取得しやすい」**（33.6%）、3位には**「雇用形態」**（31.6%）が続きます。これは、特に女性が男性よりも給与の重要性を強く感じていることを反映しています。女性では58.8%が給与を重視しているのに対し、男性は43.0%です。
年収に対する期待の変化
パートナーに求める最低年収についても調査が行われました。「年収は気にしない」と回答した割合は30.9%で、男性（41.8%）が女性（20.0%）よりも高い結果でした。注目すべきは、女性において「500万円以上」や「600万円以上」を求める声が多数上がっていることで、全体の58.4%が民間企業の平均年収460万円（2023年版「民間給与実態統計調査」）を超える年収を求めています。
さらに、調査では従来よりも高い年収を希望する傾向が出てきていることもわかりました。物価上昇の影響から、より安定した生活を求める声が高まっていることが背景にあるのかもしれません。
結婚相手に求めたい最低年収
まとめると、今回の「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の調査結果は、時代の変化や価値観の違いを浮き彫りにしており、**公務員人気**や**安定した収入**を重視する傾向が見受けられます。女性が特に年収と安定性を重視している点にも注目が必要です。
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