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中部エリアのeスポーツを盛り上げる「ExCROSS BLUE LEAGUE」とは？
近年、急速に成長を遂げているeスポーツ市場。その中で、中部エリアにおけるリーダー的存在として注目されている企業が、名古屋市拠点の「中部テレコミュニケーション（ctc）」です。ctcは「コミュファ光」という高速インターネットサービスを提供しながら、2019年には常設のeスポーツスタジアム「コミュファ eSports Stadium NAGOYA（通称：コミュスタ）」を開設し、eスポーツ事業を加速させています。今年度末には、学生最強を決めるeスポーツリーグ「ExCROSS BLUE LEAGUE」が初開催される予定です。この盛り上がりを受け、eスポーツ事業に賭けるctcの思いと「ExCROSS BLUE LEAGUE」について深掘りしてみました。
なぜ通信会社がeスポーツ事業に注力するのか？
取材は、名古屋パルコ東館7Fに位置する「コミュファ eSports Stadium NAGOYA」にて行いました。ここでは、10Gサービスを提供する「コミュファ光」を駆使した高スペックなネットワークが整備され、大迫力の200インチ以上のLEDビジョンを完備。最大約100名を収容できるスペースが確保されており、安定した通信環境がeスポーツイベントにおける配信やリアルタイム対戦を可能にしています。
神谷さんと羽鳥さんはこの事業を引っ張る中心人物です。神谷さんはeスポーツ事業の運営とイベント企画を担当し、羽鳥さんはスポンサー営業や認知拡大に取り組んでいます。二人がeスポーツ事業に着手した背景には、ゲーマーからの「深夜になると遅延が発生する」といった声があったと神谷さんは語ります。これに対し、ctcはネットワークの改善に取り組み、eスポーツにおける通信の重要性を実感した結果、常設型のeスポーツスタジアムの開設に至りました。
「ExCROSS BLUE LEAGUE」の成功の理由とは？
今回のeスポーツリーグ「ExCROSS BLUE LEAGUE」のテーマは「学生の『好き』をつなぎ、未来を創る」。このリーグ大会はeスポーツを通じて、学生たちがNo.1を目指す場を提供することを目的としています。他の大会と異なり、学校の枠にとらわれず自由にメンバーを選べる点が学生から高く評価されています。先日開催された第1回大会では、758名の選手が参加し、SNSでの情報発信のインプレッションは530万に達しました。
大会では、オフラインの予選会場を設け、スポンサー企業やプロの選手と直接触れ合う機会を創出しました。これにより、学生たちは競技を楽しむだけでなく、自分の将来に関する考えを深めることができる場となりました。
大会の参加要項とこれからの展望
「ExCROSS BLUE LEAGUE」は、年齢や地域に関係なく、誰もが参加できるのが特徴です。大会の第2回では、参加人数を増やし、競技タイトルを3つに増やして開催予定です。具体的には「Pokémon UNITE」、「ストリートファイター6」、そして「IdentityV 第五人格」を競技タイトルとして選定しています。
ctcは、オフライン会場での開催を通じて、参加者同士のリアルなつながりを重視し、友人関係や新たな絆が生まれることを期待しています。さらに、eスポーツの拡大と共に、企業と学生の架け橋となることを目指しています。
eスポーツが未来を創る！
ctcの「ExCROSS BLUE LEAGUE」を通じて、学生たちは新しい価値観や人間関係を形成しつつ、将来の進路選択肢を広げています。参加した学生たちからは「最高の青春になった」といった声が寄せられ、その成功はまさに喜びと感動の連続です。今後の大会がどのように進化し続けるのか、その行方に注目が集まります。
この「ExCROSS BLUE LEAGUE」は、ただの競技会ではなく、参加する学生たちがそれぞれの「夢」を追い、自分たちの未来を切り開いていくための重要なプラットフォームとなることでしょう。全てのeスポーツ愛好者にとって、なくてはならないイベントへと成長していくことが期待されます。
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