宅配寿司「銀のさら」が特定小型原動機付自転車の配達員を募集
ライドオンエクスプレスが展開する宅配寿司「銀のさら」は、新たに「特例特定小型原動機付自転車」の配達員を募集開始しました。この革新的な取り組みは、配達手段の多様化を図ることで雇用の拡充にもつながります。
配達手段の多様化と雇用機会の拡充
同社は、従来のバイクによる配達に加えて、特定小型原付を新たな配達手段と位置づけています。この特定小型原付は、「バイクの配送力」と「自転車の手軽さ」を兼ね備えた優れた選択肢です。2025年6月より、一部の店舗での導入が予定されています。
運転免許不要で幅広い労働力を歓迎
特定小型原付は、運転免許が不要で16歳以上から運転可能であるため、従来型バイク配達の応募に躊躇していた女性、シニア層、外国籍の人材に対しても新たな雇用の機会を提供します。2023年9月からは、東京都内の2店舗にて特定小型原付の専用配達員の募集を行います。
中・遠距離配達の実現
従来の「電動自転車」や「人力自転車」による配達は、店舗から近いエリアに限定されていました。しかし、特定小型原付の導入により、身体への負担が軽減され、安定した配達が中・遠距離でも可能になります。特に、静かで移動がスムーズな特定小型原付は、都市部での配達に最適です。
安全対策の強化と教育プログラム
特定小型原付の導入に際して、同社では厳格な基準や交通ルールに基づく指導を実施。そのために特別な研修環境を整備し、社員に対する安全教育や装備、乗車前の点検、ヘルメット着用の義務等を徹底します。地域社会の安心・安全を確保するために、しっかりとした配達体制を敷いています。
都市部での段階的な導入拡大
特定小型原付は、その機動性や静粛性から住宅街で特に効果を発揮します。今後、宅配寿司「銀のさら」では、都市部を中心に特定小型原付を導入店舗や専用人材の拡大を段階的に進める方針です。また、環境に配慮した持続可能な配達手段を模索し、多様で効率的な配達網の構築にも力を入れていきます。