上新電機、男性育児休業取得を促進するプロジェクト「IKUKYU.PJT」に賛同
上新電機は、2023年9月19日、男性の育児休業取得を促進するプロジェクト「IKUKYU.PJT」(イクキュウ・プロジェクト)への賛同を表明しました。この賛同により、同プロジェクトの賛同企業は174社に達し、男性の育児休業取得の社会的な広がりに寄与しています。
男性育児休業取得の重要性と「IKUKYU.PJT」の目的
「IKUKYU.PJT」は、積水ハウス株式会社が発起会社となり、2019年から始まった取り組みです。このプロジェクトの目的は、「男性の育児休業取得が当たり前になる社会の実現」を目指すことです。多くの企業や団体が賛同しており、業界の枠を超えた協力により、男性が育児休業を取得しやすい環境を整えています。
- 男女問わず育児参画しやすい環境作り
- 企業間の実践共有とネットワークづくり
- 毎年9月19日を「育休を考える日」として記念日登録
Joshinグループの「イクメン休暇」制度の概要
Joshinグループでは、「イクメン休暇」という育児目的の特別休暇制度を設けています。この制度では、全従業員(直接雇用の非正規従業員を含む)に対し、28日間の育児休業を付与しており、特に産後1年以内の取得が義務付けられています。
2024年度のイクメン休暇取得率は98.5%に達し、平均して81名の従業員が各自18日間の休暇を取得したとのことです。この高い取得率は、同制度の効果を如実に表しています。
イクメン休暇を経験したメンバーの声
イクメン休暇を取得したメンバーからは、育児に専念できたことへの満足感や、家庭との両立がしやすくなったという声が寄せられています。これにより、彼らは仕事と生活のバランスを取りながら、父親としての役割を果たしています。
Joshinグループのさらなる取り組み
Joshinグループでは、今後も育児と仕事の両立を支援するため、以下のような施策に取り組む予定です。
- 社内コミュニティの拡充
- 不妊治療サポート制度の整備
- ベテラン層の働きがい創出のための制度整備
- ファミリーデーの実施
これらの施策を通じて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を図り、すべての従業員が育児を楽しみながら働ける企業文化を形成することを目指しています。育児はライフスタイルの一部であり、仕事と両立させることができる環境を整えることが、企業の成長にもつながるでしょう。
結論として
上新電機の「IKUKYU.PJT」への賛同は、男性の育児休業取得の普及に向けた強力な一歩となります。これからも多くの企業がこのような取り組みを実施することで、育児休業の取得が一般的になる社会の実現に貢献することが期待されます。